2020年06月18日(木曜日) 19:30 地域・まち

アベノマスクを、もっと有効活用!

政府が464億円を投じ 1世帯に2枚を配布した布マスク。
通称「アベノマスク」についてです。

サイズが小さく、使いづらいなど問題点が指摘されていて、使わずに、捨ててしまう人もいるようです。

私はいりませんという方、必要なところに提供してお得なチケットと交換してみてはいかがでしょうか?

まずは、まちの皆さんに、アベノマスクを利用しているかどうか聞いてみました。

「夏で暑いから、これ小さくて幅がないのであまり暑くないです。それで今週からこれに変えました」
「自分の手作りを使っているので一応は置いておきますけど」
「マスクたくさんあるのでね、記念に置いておきます」
「使ってない!あれ貧弱で使われへんねん」

そんなアベノマスクを有効活用しようと、提供を呼びかけている団体があります。
神戸市の元町六丁目商店街にあるコミュニティーカフェ「ふらっと」です。

「これだけ集まっているんですよ」

郵送では受け付けていないものの、噂を聞きつけて東京都府中市からも。

捨てる人もいるみたいですが?
「それがね、もったいなと思って」

高齢者が語り合える場を提供しようと、3年前にコミュニティーカフェの運営を始めた大西雅子さん。

家で不要になったものを集め、その販売収益で運営費をまかなってきました。
新型コロナウイルスの感染拡大後は、ボランティアと手作りの布マスクをつくり、1枚400円で販売しています。

「これ、ひももあるし、ガーゼもあるし。みんなが捨てるやら送り返すと言うてるから役に立てればなと思って」

提供してもらったアベノマスクは裏地の材料に再利用。
小池東京都知事風のマスクや西村経済再生・新型コロナ対策担当大臣風マスクに変身。

「アベノマスクは一定数が集まれば、神戸市内の介護施設にも提供する予定です。
ぜひともどこかに提供してもらってね。使える人に使ってもらうのが。
もったいないですもんね。何百億円もかけたんだから」

「たくさんの方が持ってきてくださったらうれしいんですけどね。
うちも届いていないですけど」

コミュニティーカフェ「ふらっと」ではお店で使えるコーヒー券2枚とマスクを交換しています。

マスクは未開封のものに限り、郵送では受け付けていません。
詳しくは、電話番号078-341-0612まで。
火曜と日曜に、受け付けています。

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