豊岡市の城崎マリンワールドでは鳥取県の港で発見され、その後保護されたアザラシの赤ちゃんが公開されました。
かわいらしい姿を見せているのは、現在生後4カ月から5カ月くらいとみられるゴマフアザラシの雌の赤ちゃんです。ゴマフアザラシは北海道周辺などに生息していて、但馬近海で見つかるのは珍しいということです。
2020年4月、兵庫県に隣接する鳥取県岩美町の港で発見され、痩せて衰弱している様子がみられたことから城崎マリンワールドで飼育されていました。
その後2カ月で体重は2キロ増えて12キロになるなど、まだまだ小さいながら順調に回復しているということで、18日から一般に公開されることになりました。
城崎マリンワールドによりますとアザラシの赤ちゃんを海に返すか、このまま飼育するかは今後関係機関と協議の上、決めるということです。