甲子園出場を目指していた高校球児たちに贈るため、プロ野球・阪神タイガースでは、1軍の選手たちが甲子園の土を集める作業を行いました。
阪神タイガースと兵庫県の甲子園球場は、ことしの夏の全国高校野球や地方大会が中止となったことを受け、夢の舞台に挑戦する機会を失った高校3年生の球児たちを励まそうと甲子園の土をキーホルダーに入れてプレゼントします。
プロ野球の開幕を3日後に控えた阪神の矢野監督やコーチ、それに1軍の選手たちは6月16日の練習前、甲子園球場で土を集める作業を行いました。
「甲子園の土」が入ったキーホルダーは、8月下旬ごろをめどに順次、日本高野連に加盟する高校に発送され、硬式野球部と軟式野球部の3年生の部員およそ5万人に贈られます。