およそ2カ月遅れで新学期が始まった神戸市の小学校では安全に登校してもらおうと1年生を対象に交通安全教室が開かれました。
交通安全教室は兵庫県警が毎年入学の時期に合わせて県内全域で実施しているもので、11日は神戸市長田区の市立真野小学校の1年生9人が参加しました。
警察庁によりますと、2019年、全国で起きた幼児の交通事故の死者と重傷者数は合わせて238人に上ります。
また、幼児の歩行中の死亡事故はひとりで歩いているときや飛び出しが原因の事故が半数を占めるということで、1年生たちは実際に通学路を歩いて交差点では周りをよく確認することや歩道では1列に並ぶことなどを学んでいました。
兵庫県警はこれからの梅雨の時期、傘の使用などで視界が狭くなることなどから、ドライバーへの注意喚起などにも努めたいとしています。