豊岡市の窯元では、澄んだ音色が涼しさを演出する出石焼の風鈴づくりが最盛期を迎えています。
豊岡市では、伝統的な出石焼で夏の風物詩・風鈴が製作されています。 出石焼の風鈴は透明感のある白さと高く柔らかい音色が特徴で、涼しさを感じさせるとして人気があります。
職人が石こうで作った型枠に溶かした粘土を流し込み、固まった後取り出して2日ほど乾燥させます。 その後、「若鮎」や「トンボ」の絵付けをし、うわぐすりを塗って高温で焼き上げると完成。
風鈴が仕上がるまでにはおよそ1週間かかるということで、この工房では7月上旬までに800個ほどを製作する予定だということです。
出石焼の風鈴は1個1650円で、直売所や地元の土産物店で販売されます。