姫路市では新型コロナウイルスの影響で延期されていた、中国の焼き物の歴史をたどることができる特別展が開かれています。
姫路市書写の里・美術工芸館で開かれているのは、特別展「時をかざった陶磁-中国文明の美-」です。もともとは2020年4月から5月までの予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でおよそ3カ月臨時休館していたため延期され、6月に入りようやく開幕を迎えました。
中国の唐の時代、8世紀に作られた三彩駱駝俑。シルクロードを通ったラクダは東西で交易が盛んだったことの象徴だといいます。 このほかにも時代ごとの様々な器など90点以上の焼き物が並び、中国陶磁の歴史を通して美の足跡をめぐることができます。
この特別展は姫路市書写の里・美術工芸館で8月30日まで開かれています。