2020年06月06日(土曜日) 14:16 地域・まち

拉致被害者家族 横田滋さんが死去

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で拉致被害者家族会の初代代表の横田滋さんが老衰のため6月5日、亡くなりました。87歳でした。

横田滋さんの長女、めぐみさんは13歳だった1977年の11月に消息を絶ち、およそ20年後に工作員の証言などで北朝鮮に拉致された疑いが浮上しました。

滋さんは1997年に拉致被害者家族会の初代代表に就任し、妻の早紀江(84)さんとともに拉致問題の解決に向けて闘ってきました。

滋さんの訃報を受け、神戸市出身の拉致被害者有本恵子さんの父・明弘さんは「拉致被害者家族会の会長が横田さんで良かった。会長できる人なんて他にいない。拉致問題の解決が早かったら良かったけど」と話しました。

明弘さんの妻・嘉代子さんもことし2月に亡くなり、拉致被害者の親で健在なのは明弘さんと、滋さんの妻・早紀江さんの2人だけになりました。

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