2020年06月01日(月曜日) 15:54 地域・まち

北神急行電鉄が市営化 三宮ー谷上間の運賃が半額に

新神戸駅と神戸市北部の谷上駅を結ぶ北神急行電鉄が6月1日から市営化され、運賃もほぼ半額となって新たな運営が始まりました。

谷上駅で行われた北神急行電鉄の引き継ぎ式には神戸市の久元喜造市長らが出席しました。

新神戸駅と兵庫県神戸市北区の谷上駅間を走行する北神急行は1988年に開業しました。 神戸の都心と市北部の北神地域を結ぶ交通手段として利便性が高い一方で、路線の大半がトンネルで建設費が700億円に膨らんだため、これまで初乗り運賃が370円と「日本一高い」とされ、利用客が伸び悩んでいました。

今回、神戸市は親会社の阪急電鉄から資産を198億円で譲り受け乗り入れている市営地下鉄と運営を一体化することで、谷上駅と三宮駅間の運賃をこれまでの550円から280円とほぼ半額に引き下げます。

市営化することで神戸市は新神戸駅と谷上駅間の1日の利用者数が2万4500人から3万1600人に増加すると見込んでいます。

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