台風シーズンを迎えるのを前に、神戸市は高潮などから街を守る防潮扉の閉鎖訓練を行っています。
神戸市は5月25日から神戸港沿いに設置されている防潮扉およそ220基の閉鎖確認を進めています。29日訓練が行われた神戸・メリケンパークは2018年の台風21号で、海抜2.3メートルの高潮が発生したものの、防潮扉を事前に閉めたため、被害を最小限に抑えられたということです。
また、市は今年度中にすべての防潮扉に監視システムを搭載するほか、74基については2024年度までに遠隔で開閉させるシステムの運用を目指しています。 防潮扉の閉鎖訓練は6月21日まで行われます。