緊急事態宣言の解除を受け、神戸市にある「神戸どうぶつ王国」が、29日から営業を再開しました。
神戸・ポートアイランドの神戸どうぶつ王国では、来場者にマスクの着用や住所の記入を呼び掛けるなど、新型コロナウイルス感染症への対策を取りながら営業の再開を迎えました。
檻などが少なく、動物との距離が近いとして人気のこの施設には多い時には1日1万6000人ほどが訪れますが、緊急事態宣言が出されて以降、1カ月以上休業が続いていました。
再開初日の29日は、新たに仲間入りしたオスの「スマトラトラ」もお披露目され、待ちわびた多くの人たちが動物たちの愛くるしい姿を楽しんでいました。
どうぶつ王国では休業中も動物たちの世話やエサ代などで1日に100万円以上の経費が必要だったということで、営業再開を迎えて一安心だということです。