2020年05月26日(火曜日) 20:09 事件・事故地域・まち

県立西宮病院 肺がんを放置した医療事故で和解成立

県立西宮病院で50代の男性の肺がんを5年間に渡り放置し、がんが進行した医療事故で、兵庫県は患者と和解が成立したことを明らかにしました。

この医療事故は5年前、県立西宮病院でレントゲン科の医師がCT検査を受けた50代の男性に肺がんの疑いがあると指摘したにも関わらず、診察当時20代の女性医師が画像の確認をしなかったことで5年間肺がんが放置されたものです。

男性のがんは現在、脳にも転移しステージ4にまで進行しているということです。

県は男性の容体がいつ急変してもおかしくない状態であるとして、発覚当初から和解を目指していて5月26日、1500万円で和解したと発表しました。

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