緊急事態宣言の全面解除を受け、兵庫県はクラスターが発生したスナックやスポーツジムなどで続く休業要請についてすべての施設で6月1日から解除することを決めました。

県は、25日全国で緊急事態宣言が解除されたことから、26日午後、関係部局長らを集めて対策本部会議を開き今後の対応を協議しました。

兵庫県は5月21日に緊急事態宣言が解除されたのを受け、23日から大規模施設や運動施設などに対する休業要請を大幅に解除。 飲食店に求めていた営業時間の制限も撤廃しました。

一方で、クラスターが発生した夜間の接客を伴う飲食店やスポーツジムなどには引き続き5月末までの休業を要請していましたが、感染状況や専門家の意見を踏まえ、業種ごとの感染防止対策の徹底を前提に全ての施設について6月1日からの解除を決定したということです。

このほか、県民に対し、6月1日から18日までは首都圏や北海道、それに人口密集地との不要不急の移動の自粛を要請するとしています。

兵庫県では、25日も新型コロナウイルスの新たな感染は確認されず、再陽性を除く感染者ゼロは9日連続となっています。