夏の全国高校野球選手権大会の開催可否について、日本高野連は20日夕方に会見を開いて発表します。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、戦後初の中止となる見通しです。
日本高野連は、20日午後、オンラインで運営委員会と理事会を開き、ことし8月に予定されている第102回全国高校野球選手権大会の開催について協議しています。
新型コロナウイルスの影響で、兵庫県でも休校が続くなど、部活動の再開が見通せない地域も多く、全国一律での地方大会の開催は難しいほか、選手たちの長距離移動による感染リスクなどが指摘されていて、中止の方向性が強まっています。
これまでに夏の甲子園が中止となったのは米騒動による1918年と、太平洋戦争による1941年の2回で、中止が決まれば戦後初となります。
高野連は、20日午後6時に会見を開き、開催の可否について発表する見通しです。