2020年05月14日(木曜日) 17:15 地域・まち

ネットカフェ利用者に公営住宅貸し出し
 「コロナに仕事と住む場所を奪われた」

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で住む場所を失った人に、自治体が公営住宅を貸し出す取り組みが広がっています。 尼崎市の市営住宅を利用する男性を取材しました。

兵庫県尼崎市の市営住宅を利用する52歳の男性。 市内の寮付きの職場で土木作業員として働いていましたが、感染拡大の影響で仕事が激減。 寮費が払えなくなり仕事を辞め、一時インターネットカフェを利用し生活していました。

新型コロナウイルスの影響で仕事も住む場所も失った男性。 いくつかの自治体に問い合わせた結果、応じてくれたのが尼崎市でした。

尼崎市では、4月15日からインターネットカフェなどが利用できなくなり、住む場所を探している人を対象に光熱費などを含む日額2000円で市営住宅の貸し出しを行っています。水道や電気などのほか布団も用意されていて、すぐに生活できるようになっています。

市営住宅の提供期間も5月末までですが、市は利用者に対し就労などの支援も行っています。 新型コロナウイルスの影響で住まいを失った人への住宅支援は兵庫県なども行っています。

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