コウノトリが生息できる環境を取り戻そうと農薬を減らして米の栽培に取り組む豊岡市では早くも田植えが始まっています。
豊岡市は日本国内で一度は絶滅した野生のコウノトリを繁殖させコウノトリの里として生息環境を取り戻す取り組みを続けています。
ここ中谷地区では、コウノトリとの共生を目指し、減農薬での栽培による稲作に取り組んでいて、毎年ゴールデンウイークに合わせて田植えが始まります。
農薬を減らす栽培方法は、コウノトリの餌となる生物が豊富な環境を守るだけでなく、安全安心なお米が育つということです。
豊岡市では連休明けから主力品種の「コシヒカリ」を中心に田植えが本格化していて、収穫されたお米は「コウノトリ育むお米」のブランドで最近は海外への輸出も増えてきているそうです。