新型コロナウイルスの影響で輸血用の血液が不足する中、神戸などの献血ルームでは母の日に合わせてカーネーションがプレゼントされました。

神戸市中央区のミント神戸15献血ルームでは兵庫県産のカーネーション130束が用意されました。

毎年母の日には兵庫県花卉協会が県内の献血ルームにカーネーションを寄贈していて、ことしはいつもより多い440束のプレゼントがあり県内6カ所の施設でカーネーションが配られました。

ことしは新型コロナウイルスの影響で献血に訪れる人の数がおよそ2割減少していて、厳しい状況が続いているということです。

ミント神戸15献血ルームは年末年始以外休みなく午前10時から午後6時まで開いています。

一方、感染者が確認されていない兵庫県香美町では、役場で献血が行われました。

献血バスでは訪れた人の間隔をあけ、換気をするなどの対策がとられました。

厚生労働省によりますと献血のための外出は自粛の対象ではないということで、訪れた人は消毒などに使える次亜塩素酸水を受け取っていました。