ゴールデンウイークが開けて初の週末を迎えた5月9日、各地では、感染予防対策を行ったうえで独自の経済活動を徐々に再開させています。

ゴールデンウイークが終わって迎えた初めての週末。 行楽を目的とする宿泊施設の休業要請が解除された有馬温泉では、少しずつ営業を再開する店舗が見られました。

温泉旅館の御所坊は入浴時間に制限を設けるなど感染予防対策を行ったうえで日帰り入浴のみを再開しました。
また、地元の商業組合と飲食店が協力してキッチンカーを使ったお弁当などの販売を始めています。

一方、ゴールデンウィク期間中「出石皿そば」の43店舗に市独自の休業要請を出していた豊岡市。 そば店「家老」は8日から営業を再開しています。
訪れた人は「休業中は寂しかったけど久しぶりに食べておいしい」と話しました。
「家老」店主の吾郷憲さんは「そばを売ることしかできないので感染防止に努めて店を続けていきたい」としました。
町内の一部の店舗は営業を自粛していて経済活動の再開には時間がかかりそうです。