2020年05月07日(木曜日) 19:29 地域・まち

異例のゴールデンウイーク 兵庫県内各地の様子

新型コロナウイルスの影響で外出の自粛が呼び掛けられた異例のゴールデンウイーク。
兵庫県内各地の様子をまとめました。

県の広報車が三宮などの繁華街などを巡回し、不要不急の外出や接触機会の8割削減が呼び掛けられた異例のゴールデンウイーク。
例年であれば賑わう神戸・三宮の繁華街も人通りはまばらです。

豊岡市は春の観光シーズンで賑わうはずの城下町も、ことしは閑散としています。
移動の自粛も呼び掛けられていて遠出する人の姿はほとんどありません。

関西空港も国際線はほとんどの便が運休で発着陸を知らせる案内板にも欠航の文字が目立ちました。
例年は帰省客で混雑する新神戸駅の新幹線のホームもことしは乗り降りする人がまばらでした。
高速道も特に混雑は見られませんでした。

島内3市の市長が「訪れないように」と声明を出した淡路島。
南あわじ市にある観光施設「淡路ファームパーク イングランドの丘」は地元の食材を使ったグルメやコアラが見られることで人気ですが4月10日から休園が続いていて、例年、多くの人が訪れるイチゴ狩りも休止中です。

一方、期間中、人が集まっていたのはパチンコ店。
兵庫県は休業を要請しても応じなかった店に休業指示を出しましたが、営業を続ける店には多くの客が集まっていました。

そして5月4日、安倍総理大臣が新型コロナウイルスの特別措置法に基づく緊急事態宣言に関し、全ての都道府県を対象としたまま、5月31日まで延長しました。
安倍総理は会見で「当初予定した1カ月で緊急事態宣言を終了できなかったことは国民におわびする」とした上で、「医療現場のひっ迫した状況を改善するためには、1カ月程度の期間が必要」と説明しました。
井戸知事も会見を開き「カラオケやネットカフェなどの遊興施設のほか、スポーツクラブやパチンコ店などの遊戯施設へは引き続き休業要請を続ける」と述べました。

また神戸の南京町では緊急事態宣言の延長を受けてすでに8割近くの店が休業しています。
開店している店舗では、テイクアウトのほか近隣のオフィスへのデリバリーなどを強化しているところもあります。
異例のゴールデンウイークは終わりましたが、もうしばらく我慢の時間は続きそうです。

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