加西市で、この春ふ化したフクロウのひなが地元住民に見守られながらすくすくと育っています。
兵庫県加西市の田中守さんは、裏山の巣箱でふ化したフクロウのひなを、保護する活動を15年間続けています。
5月1日、巣箱から地面に落ちていた2羽を確認し、カラスや外敵から身を守るために作った小屋に移しました。
例年、地元の保育所や小学校から子どもたちが見に訪れるほどの人気ですが、外出自粛の影響を受けて静かに過ごしています。
田中さんは夜中も見守れるようにと2年前、カメラを設置しました。
小屋には天井がなく親鳥は自由に出入りが可能。 ひなが食べやすいように餌を細かくして与えています。
フクロウのひなは5月中旬には飛べるようになり、山に帰っていくということです。