2020年05月01日(金曜日) 17:10 地域・まち

聴覚障害者に正しい情報を コロナ関連の手話動画を配信

聴覚障害者に新型コロナウイルスに関する正しい情報を届けようと、県立聴覚障害者情報センターでは手話の動画をホームページで配信しています。

県立聴覚障害者情報センターが配信している動画では感染防止のための対策や専門用語の意味などをわかりやすく手話で伝えています。

情報センターによりますと、聴覚障害者からテレビやインターネットのニュースを見ても難しい用語が多く内容がよく分からず不安だという相談が寄せられたため、新型コロナウイルスに関連する手話の動画制作を決めたということです。

3月下旬から配信を行っていて、1日は職員たちがマスクの販売や特別定額給付金の手続きなどに便乗した詐欺への注意を呼び掛けるメッセージの撮影に取り組みました。

県立聴覚障害者情報センターの岩本吉正さんは「緊急事態が起きたときに必ずテレビに手話通訳や字幕がつくようになってほしいと思います。聴覚障害者はいつも情報が遅れる。健聴者と同時に情報が得られるようになってほしいです」と話しました。

情報センターでは、聴覚障害者に必要な情報を伝えるため、今後も随時動画を配信したいとしています。

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