劇団「青年団」を主宰し、豊岡市で劇場をオープンさせた劇作家の平田オリザさんが、養父市のケーブルテレビで子ども向けの番組を制作をすることになり、収録が行われました。
平田オリザさんは世界的な劇作家・演出家として東京で劇団を主宰し活動してきました。 2019年には、劇団ごと豊岡市に移住し、元商工会館の建物を劇場に改装、29日劇場がグランドオープンする予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で延期となっています。 そんな中、養父市から休校中の子供たちに向けた番組制作を打診され、今回の収録が実現しました。
番組は2種類あり、一つは小学校低学年に向けて劇団員がお題にそって何かになりきり、それをジェスチャーで伝えるゲームを紹介しました。もう一つは、高校生から一般市民を対象にしたもので、「社会における芸術や文化の役割」について、平田さん自身が講義形式で伝えています。
養父市でのみ見られるこの番組は、5月2日から8日まで毎日4回放送されます。 また、9日以降も毎週テーマを変えて続けていく予定です。