2020年04月27日(月曜日) 15:25 地域・まち

震災遺族 白木利周さん死去 教訓を伝え続ける

阪神淡路大震災で長男を亡くし、震災の教訓を伝える活動を続けてきた白木利周さんが26日午後、病気のため神戸市内の病院で亡くなりました。 78歳でした。

白木さんは、震災で神戸市東灘区の自宅が全壊し神戸大学の学生だった長男の健介さん(当時21)を失いました。

震災後、NPO法人・阪神淡路大震災「1・17希望の灯り」=HANDSの理事長を務め、神戸・三宮の東遊園地で毎年開催される追悼行事「1・17のつどい」にも携わりました。

また、震災の教訓を次の世代に伝えるため語り部の活動に取り組んだほか、復興の思いを託した「希望の灯り」を岩手県陸前高田市に届けるなど東日本大震災の被災者支援にも尽力しました。

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