2020年04月16日(木曜日) 17:24 地域・まち

老舗酒造会社が母屋を再建 火災を乗り越え

火事で酒蔵などに大きな被害を受けた宍粟市の老舗酒造会社で母屋の再建工事が完了しました。

地酒「播州一献」の銘柄で知られる宍粟市山崎町の山陽盃酒造は創業からおよそ180年の歴史を持つ老舗酒造会社です。

2018年の火事で仕込んでいた酒などを保管していた蔵が全焼したほか、県の景観形成重要建造物に指定されている母屋は2階の大部分を失うなど大きな被害を受けました。

幸い一部の酒は無事で近所の人やボランティアの力も借りて酒造りを再開。 母屋は柱や梁、被害を免れた外壁を生かして再建を進めこのほど工事が完了しました。 そして、今回酒や地域の特産物の販売店スペースも新たにオープンしました。

店内には酒蔵自慢の酒が並び、バーカウンターを併設。 漬物やみそなど発酵をテーマとした地域の特産物も取りそろえています。

新型コロナウイルスの影響で飲食業界に酒を卸す酒造会社にも大きな影響が出ている最中の再スタートとなりましたが、収束した折には多くの人に足を運んでほしいということです。

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