2020年04月12日(日曜日) 19:30 事件・事故地域・まち

感染者の急増受け 県も民間施設の休業要請へ

新型コロナウイルスの感染者の急増を受け兵庫県の井戸知事は、隣接する大阪府と足並みをそろえできるだけ早く民間施設に休業要請を行う考えを示しました。

井戸知事は、4月12日会見を開きこれ以上の感染拡大を防止するため民間施設への休業要請の検討を開始したと表明。 近く対策本部会議を開き対象施設や要請の開始の日を決めるということです。

対象となる施設の範囲は大阪府と合わせる考えで、原則、休業補償は伴わないとしています。

さらに、感染防止に向け、出勤する人を7割減らすため経済団体に在宅勤務の一層の強化を要請すると述べました。

また、県は新たに10歳未満の男児や10代の女性を含む80代までの9人の男女が新型コロナウイルスに感染したと発表。

三田市によりますとこのうち2人が10日感染が判明した市立三田保育所の調理師の同僚で市外に住む40代女性と市内在住の60代女性だということです。
また、この保育所に通う園児1人が発熱などの症状を訴えていることも明らかになりました。 保育所で感染が広がっている可能性もあり、週明けにも保育士など全職員がPCR検査を受ける予定です。

さらに神戸市は、新たに20代から40代の男女8人の感染が確認されたと発表しました。 若い世代への感染が広がっていて、市は感染経路の特定を急いでいます。

また、11日感染が確認された患者のうちの1人が神戸赤十字病院に務める20代の女性看護師であることを明らかにしました。 この看護師はコロナの入院患者を担当することもあったということです。

病院は看護師が勤務していた病棟で入退院を一部制限するものの、外来診察やそのほかの入院診療は継続するとしていて、コロナ患者に接触した医師や看護師へのPCR検査を実施しています。

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