神戸市は9日、新型コロナウイルス感染症の患者について、11日から軽症者などを市内の民間施設で受け入れると発表しました。

市によりますと、新型コロナウイルス感染症の入院患者用に現在医療機関で50床を確保していますが、9日新たに18人の感染者が確認されたことで、この数を超えたということです。

市はすでにこうした事態を想定しており、今後、軽症者や無症状の患者を受け入れる宿泊施設として、神戸・ポートアイランドにある医療関連事業を行う民間企業・ニチイ学館の宿泊施設を100部屋確保したと発表。

施設では、医師が健康観察を行うほか、看護師を24時間体制で配置するなどして、11日から患者を受け入れるということです。