新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が出されたのを受け兵庫県では9日、今後の対策を話し合うため医療関係者らを集めて会議を開きました。
県の対策協議会には感染症を専門とする医師や有識者ら医療関係者およそ20人が出席し、冒頭、井戸知事が「関西地域で緊急事態宣言が出された大阪府と協力しこの事態に対処していきたい」と話しました。
緊急事態宣言を受けて開かれた9日の会議では、県の方針を説明するとともに今後の医療体制について話し合いました。
兵庫県などは8日、新たに男女19人の感染を確認したと発表。 県内の感染者は合わせて248人となりました。
また、多くの感染者が確認された伊丹市の介護施設「グリーンアルス伊丹」は9日から事業を再開していて、今後は利用者とその家族の発熱確認やマスクの常時着用など予防対策を徹底するとしています。