兵庫県や大阪府などでつくられる関西広域連合は8日、政府の緊急事態宣言を受け5月6日までの間、県外や府外への不要不急の移動の自粛を呼び掛ける共同声明を発表しました。

兵庫県や大阪府など8つの府県、それに神戸市など4つの政令指定都市で構成される関西広域連合は8日、新型コロナウイルスの対策会議を開きました。

会議では、緊急事態宣言の対象地域となった兵庫県と大阪府における今後の対応が話し合われ、5月6日までの間、兵庫県民と大阪府民に対し、通勤や通院、それに食料品の購入などを除く外出や、県外や府外への移動の自粛を呼び掛ける共同声明が取りまとめられました。

このほか関西広域連合では民間施設の使用制限の要請は行わないものの、兵庫県民や大阪府民には2週間は徹底した外出の自粛を呼び掛けることにしています。