兵庫県の井戸敏三知事は、さきほど会見を開き臨時休校中の県立学校を新学期が始まる4月8日から再開すると発表しました。
3日、県の災害対策センターで開かれた会議では、政府の専門家会議の提言を踏まえ、県立学校の再開などについて話し合われました。
井戸知事は専門家会議が示した新型コロナウイルスの3つの地域区分のうち、兵庫県は新たな感染者が一定程度の増加幅におさまっているとして「感染確認地域」に該当するという見解を示しました。
また、学校の再開については、感染者が出ている学区では2週間程度朝のラッシュ時を避けた時差登校や通常より早い下校を要請しています。
感染者が出ていない但馬地域では密集した空間や近距離での会話を避けるよう徹底し登下校時間は変更しないとしました。
さらに7日が期限だった「大阪など人口密集地との不要不急の往来自粛」の要請は4月30日まで延長するとしています。