宝塚市にある中山寺では、新型コロナウイルス感染拡大の終息を願って、書道家が作品を奉納しました。
この企画を主催したのは、愛知県に本部を置く書道の団体「和プロジェクトTAISHI」です。
この団体では3年前から、「和の精神」を世界に広めようと、聖徳太子が17条憲法を定めたといわれる4月3日に全国23の寺院に書を奉納しています。
3日、宝塚市の中山寺で行われた奉納では市内在住の書道家新井芳洋さんが、幅およそ3メートルの和紙に向かい17条憲法で記された「和をもって貴しとなす」を意味する漢文と、新型コロナウイルス感染拡大の収束の願いを込めた「疫病終息」の文字を力強く書きました。
今回奉納された作品は中山寺の妙音殿で公開されるという事です。