2020年04月01日(水曜日) 15:17 地域・まち文化・スポーツ

【Bリーグ】西宮ストークス、古野電気がメインスポンサーに 魚群探知機など世界トップ

■初の最上級スポンサー

男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西宮ストークスは3月31日、船舶用電子機器メーカーの古野電気(本社:西宮市)と「オフィシャルメインパートナー」契約を結んだと発表した。

古野電気は東証1部。世界で初めて魚群探知機を実用化した会社として知られ、1964年から西宮市に本社を置いている。記者会見で古野幸男社長は、「船舶用電子機器では世界トップと自負しているが、一般にはなじみがない。これまでの殻を破ってスポーツを応援することで、業界以外の方にも会社を知っていただきたい」と契約の理由を語った。
古野社長は自らも学生時代にバスケットボールの選手経験があり、「世界的に人気のあるスポーツだが、日本国内ではまだマイナー。メジャーになるかどうかの瀬戸際だ」と現状分析した。
西宮ストークス運営会社の渡瀬吾郎社長は、「昨年秋に古野電気様からお声掛けいただいた。大変ありがたい。共に様々な取り組みを進めたい」と語った。

■来季から胸に「FURUNO」

会見では西宮ストークスの新しいユニホームも披露された。
緑地と白地にいずれも「FURUNO」のロゴが入る。契約に伴い4月から使用する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でBリーグ全試合が打ち切りとなったため、実戦での披露は来季へ持ち越しに。
谷直樹キャプテンは「2017-18シーズンぶりに胸にパートナー企業を掲げてプレーすることになりますので、フルノの名に恥じぬよう全力でプレーしたいと思います」とコメントを寄せた。

■B1昇格は困難か

西宮ストークスは29勝18敗、中地区2位でシーズンを終えた。Bリーグは、B2の勝率上位からB1ライセンスを持つ2チームを来季B1に昇格させると発表した。ライセンスの決定は4月下旬だが、西宮は勝率5位(.617)のため昇格は難しい情勢だ。
(浮田信明)

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP