兵庫県新温泉町の浜坂港では、日本海の春の味覚として知られるホタルイカの出荷が最盛期を迎えています。
ホタルイカは胴の長さが3〜4cmほどの小型のイカで、春の日本海を南から北へと移動します。 但馬地域では3月から4月にかけて漁の最盛期を迎え、5月下旬ごろまでシーズンが続きます。
このうち、新温泉町の浜坂港では毎年2000トンほどが水揚げされていて、単独の漁港としては漁獲量日本一を誇ります。 現在は14隻の船が操業していて水揚げされたホタルイカは加工場で塩ゆでされます。
その後パックに詰められ、京阪神はもちろん、遠くは関東地方にまで出荷され、日本海の春の味覚を届けるということです。