神戸市は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で職を失ったひとり親を支援しようと、任期付きの職員として採用することを明らかにしました。
神戸市が緊急雇用対策のひとつとして31日から募集を始めるのは、雇い止めや会社の倒産、それに子どもの休校などに伴って職を失った人を支援するもので、18歳未満の子どもを持つ一人親を対象に、最大100人を採用します。
任期は原則半年で、最長で2021年3月まで延長ができます。また、勤務体系はフルタイムかパートタイムを選ぶことができ、書類や面接で採用を判断し、これまでの職歴や希望に合わせて配属を決めるということです。こうした一人親への支援策は全国で初めてとみられています。
また、神戸市では、3月25日から新型コロナウイルスの感染拡大を受け、内定を取り消された新卒者を対象に臨時の職員として採用する取り組みも行っています。
応募は31日午後から神戸市のホームページで受け付けます。