豊岡市にあるかばんの製作技術を学ぶ専門学校で3月29日、入学式が行われ全国から集まった13人が職人への第一歩を踏み出しました。
かばんの生産が盛んな豊岡市にある「カバン・アルチザン・スクール」は地場産業の担い手を育てるため6年前に開校した専門学校で1年間にわたりかばんのデザインや製作はもちろん、販売のノウハウなどを総合的に学びます。
ことしは関西や関東、それに北海道や九州などから集まった男女13人が7期生として入学し、29日、学校や行政の関係者に迎えられる中、市役所で行われた入学式に参加しました。
式では新入生代表としてあいさつに立った新居成美さんが「長い一生からすると短い一年かもしれないがかけがえのない1年になるようがんばりたい」と抱負を語りました。
専門学校は30日からはじまり生徒らは早速、かばんを縫う道具の使用法から学ぶということです。