2020年03月25日(水曜日) 16:29 地域・まち

須磨多門線 西須磨地区の歩道整備工事に着手

神戸市の都市計画道路「須磨多聞線」について、市は一部住民が反対運動を続ける西須磨地区の歩道整備工事に25日、着手しました。

須磨多聞線は神戸市が計画する全長およそ7キロの都市計画道路で、阪神淡路大震災直後に事業が認可されました。このうち、西須磨地区では山陽電鉄の線路を高架橋でまたぐ、およそ520メートルが計画されていますが、一部の地元住民が住宅街の分断や騒音などを懸念し建設に反対。 およそ4800人が2018年第2次公害紛争調停を申し立てましたが、市側は調停に応じていません。

市は、25日歩行者の安全を確保するため歩道の一部の工事から着手したもので、現場周辺では、反対する地元住民が集まり、市の職員に抗議文書を手渡しました。 歩道の完成は、2020年9月ごろの見込みだということです。

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