従業員に違法な時間外労働をさせたとして西宮労働基準監督署は「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」の運営会社を書類送検しました。
労働基準法違反の疑いで書類送検されたのは「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」を運営するホテルニューアワジ神戸と総務部長の男性(48)です。
西宮労働基準監督署によりますと、総務部長は、2019年6月から9月にかけて「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」のフロントやレストランで働く労働者5人に労使協定で定めた延長時間の上限である1日あたり6時間、1カ月あたり90時間を超える時間外労働をさせていた疑いがもたれています。
1カ月に最大で124時間45分の時間外労働をさせられた従業員もおり、総務部長は容疑を認めているということです。