国土交通省は、土地取引の目安となることしの公示地価を発表し、兵庫県内の地価は商業地が5年連続で上昇しました。
兵庫県全体の公示地価は、1平方メートルあたり住宅地が前の年に比べ0・1%マイナスの平均12万9500円で、一方、商業地は平均34万7000円で2.8%上昇しました。
商業地で最も高かったのは9年連続となる神戸・三宮のセンター街で720万円中でも神戸の中心的な商業地区として人気の高い旧居留地の大丸神戸店付近が前年から19.7%と県内で最も大きく上昇しました。
また住宅地で最も価格が高かったのは芦屋市船戸町8丁目の59万円で、駅前の再開発などによる人気の高まりを受け、去年まで13年連続で1位だった東灘区岡本2丁目を5000円上回り、県内トップとなりました。