兵庫県香美町の河川敷では、ネコヤナギが銀色の綿毛をまとい春の訪れを告げています。
香美町を南から北に流れる矢田川沿いでは、早くもネコヤナギが芽吹き始めました。
銀色に輝く毛に覆われた、猫のしっぽに似た花穂(かすい)といわれる花の穂が特徴。
但馬地域では日本海に近い方が比較的暖かく、ことしは暖冬の影響で例年にも増して成長が早いということです。
かつてどこの河川敷でも見られたネコヤナギですが、近年は護岸の整備などが進むことでなかなか見られなくなっています。
矢田川沿いではキラキラと光る水面を背に、美しい銀色の綿毛が春の風に揺られています。