小中学校などの臨時休校が続くなか保護者の負担を減らそうと加古川市の飲食店ではお弁当を無料配布する取り組みを続けています。
加古川市のある「ビストロいろは食堂」ではお昼前とあって地元の名物、かつめし弁当の準備に大忙しです。かつめしは、濃厚なソースが自慢の味だということです。
出来たばかりのお弁当を車に積み込み店主の一角昌史さんが向かったのは駅前の商店街。看板にはお弁当の無料配布と書かれています。
加古川市では新型コロナウイルスの影響で3月24日までの休校が決まっています。 そこで、自身も2人の子どもを育てる一角さんの呼びかけで地元の飲食店が集まり、保護者の負担を減らそうと、3月6日からお弁当を無料で配布することに決めました。
少しずつ参加店舗も増え、13日は5店舗がおよそ200食を準備しました。 お弁当は子どもの数と保護者分として1個が配布され、子どもを外に出したくない場合は、子どもの保険証を提示すれば受け取ることができます。
このお弁当の無料配布は、寺家町の市民活動拠点「00ワークショップスペース&オフィス」で月曜日を除いて3月24日まで続けられるということです。