東日本大震災から丸9年を迎えた11日、阪神淡路大震災を経験した神戸市や西宮市で犠牲者の鎮魂を祈り黙祷が捧げられました。
東日本大震災発生から丸9年を迎えた11日、神戸市中央区の東遊園地では犠牲者を偲ぶ追悼式が行われました。
2012年から続くこの追悼式には阪神淡路大震災の犠牲者の遺族や東北の出身者などが参加していましたが、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で規模を縮小。 「1.17希望の灯り」から「3.11祈」と描かれたろうそくへの分灯も関係者だけで行われました。
そして東日本大震災発生時刻の午後2時46分に震災犠牲者に黙祷が捧げられました。
発災直後から宮城県の女川町や南三陸町に、職員延べ83人を派遣してきた西宮市でも地震発生時刻に合わせて職員らが黙祷を捧げました。 西宮市は今後も被災地の支援を行っていきたいとしています。