4月から同一労働・同一賃金を目指す「パートタイム・有期雇用労働法」が施行されるのを前に3月9日、電話による全国一斉労働相談が行われました。

この労働相談は同一労働・同一賃金を目指し「パート・有期雇用労働法」が4月から施行されても正規労働者の賃金が引き下げられ、非正規雇用者の労働環境が改善されないことなどを懸念して開かれたものです。

兵庫労連によりますと、2019年5月にハラスメント規制法が成立されたにも関わらず、2020年1月からの2カ月でおよそ100件の相談があり、ハラスメントは増加傾向にあるということです。9日は新型コロナウイルスの影響で在宅勤務になった男性から勤務中の労災に対しての相談などがありました。

この労働相談は電話番号0120-378-060で平日午前10時から午後5時まで受け付けていて、9日は午後7時まで実施されます。 新型コロナウイルスに関しての相談も受け付けているということです。