2020年02月25日(火曜日) 17:20 事件・事故地域・まち

垂水・中3自殺 遺族と和解へ 解決金2000万円

2016年、神戸市垂水区で中学3年の女子生徒が自殺し、市の教育委員会がいじめの調査メモを隠蔽していた問題で、市は遺族に解決金およそ2000万円を支払って和解することを決めました。

2016年10月、神戸市垂水区で市立中学校3年の女子生徒(当時14)が自殺しました。

市の教育委員会が設置した第三者委員会は、いじめと自殺の因果関係を認めず、遺族が反発。 いじめについての生徒からの聞き取りメモが隠蔽されていたことが明らかになり、市が別の第三者委員会を設置し、委員会がいじめと自殺の関連性を認める報告書をまとめていました。

この問題を巡って市が遺族に解決金およそ2000万円を支払い、訴訟をせずに和解するための議案が25日の神戸市議会で、全会一致で可決されました。

生徒の母親は和解を受け入れる方針で「二度と娘のような悲惨な事件が起こらないように、日々の教育にあたっていただければと思います」とコメントしています。

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