新型コロナウイルスの感染が拡大する中、市民の心のケアについて考えるシンポジウムが兵庫県神戸市で開かれました。

神戸市中央区の人と防災未来センターで開かれたシンポジウム（日本トラウマティック・ストレス学会主催）では、新型コロナウイルスの流行で生まれる恐怖心や、その際必要とされる心のケアについて話し合われました。

会場では、新型コロナウイルスが流行する以前から関西の大学に通う中国・武漢市出身の大学院生が、現地に住む家族から聞いた武漢市の現在の状況などを報告しました。

参加した人たちは、感染の恐怖を和らげる為、正しい情報収集の手段の確立や、心のケアの必要性について考えていました。

兵庫県では、新型コロナウイルスに関する相談を、078-341-7711（平日午前9時～午後5時30分）、090-3265-8583（休日及び夜間）で受け付けています。