2月21日夜、高砂市や加古川市でひったくり事件が6件相次ぎました。 警察は同一犯の可能性もあるとみて関連を調べています。

21日午後8時40分ごろ高砂市荒井町東本町の住宅街の路上で自転車を降りようとした53歳の女性が後ろから来たバイクに乗った男に前かごに入れていた手提げかばんを奪われました。

警察によりますと、女性にけがはありませんでしたが、かばんには食料品が入っていたということです。

そのおよそ30分後にはおよそ5キロ離れた加古川市加古川町北在家の路上で17歳の女子高生がバイクに乗った男に自転車の前かごに入れていた手帳やボールペンが入ったショルダーバックを奪われました。

このほか、およそ2時間の間に加古川市や高砂市で同様のひったくり事件が4件発生。 被害額は合わせておよそ5万円に上るということです。

いずれも被害者にけがはありませんでしたが、短時間の犯行であることや白いヘルメットをかぶっていたなど男の目撃情報の特徴が似ていることから警察は同一犯の可能性もあるとみて捜査を進めています。