兵庫県に観光客を誘致するための新たな観光戦略の方針が策定され、その手交式が21日、開かれました。
新たな観光戦略となる「ひょうごツーリズム戦略」の手交式には井戸知事と「ひょうご観光本部」の西村理事長が出席し、来年度から2022年度までの3年間を想定した方針をまとめた書面が手渡されました。
兵庫県の観光誘致などを考える新たな司令塔として2019年、立ち上げられた「ひょうご観光本部」は以前からあった「ひょうごツーリズム協会」とおよそ300もの観光にかかわる団体や企業で構成されています。
今回の観光戦略では、明石海峡大橋を登るなどの体験型の観光を充実する事など4つの柱を基にした6つの重点施策が提案されました。
新たな「ひょうごツーリズム戦略」では、2022年度に、現在よりも2000億円多いおよそ1兆5000億円の観光消費額が見込まれるとしています。