冷たい潮風がおいしさを育む生ワカメの天日干し作業が淡路市の漁港で行われています。
日差しを浴びながら潮風になびく黒色のカーテン。 淡路市塩尾の塩田漁港で行われている生ワカメの天日干し作業は地元の漁師が40年ほど前から冬場の副業で始めたとされていて今ではおよそ8軒が取り組んでいます。
水揚げされたばかりのワカメをロープに吊し1本ずつ半分に裂いて2日ほど寒風にさらしたあと、一度海水で戻します。 さらにもう一度干すとワカメは深い黒色に変わるとともに味わいが増すということです。
暖冬で心配された出来もまずまずということしの干しワカメ。 作業は3月末まで続き、主に京阪神に向けて出荷されます。