国の文化審議会は13日、地域の文化財を保存・活用するために神河町が作成した計画を認定するよう文化庁長官に答申し、兵庫県内の自治体で初めて認定されました。
神河町が作成した「神河町歴史文化遺産保存活用地域計画」は日本遺産・銀の馬車道の魅力発信を続けるなど、歴史文化遺産を保存と共に積極的に活用して、観光客を増やそうとするものです。
認定を受けると、自治体が国指定文化財の軽微な変更の許可を出すことなどが可能となりますが、神河町によりますと、町内には国指定文化財がないため、県内初の認定で注目を集めることを期待しているということです。
2019年7月には全国6つの市町の「文化財保存活用地域計画」が認定されていて、県内では加西市や香美町、西宮市なども認定を目指しています。