兵庫県は、「交雑種」の肉を「和牛」として販売していたなどとして、神戸の精肉店の社長の男を不正競争防止法違反の疑いで刑事告発しました。
不正競争防止法違反の疑いで刑事告発されたのは、精肉店「神戸サカヱ屋」の60代の社長の男です。
神戸サカヱ屋を巡っては、2019年11月に取引先の飲食店から交雑種の肉を和牛と偽っていたなどとして刑事告発を受けていました。
県はサカヱ屋の過去およそ4年分の取引データを精査した結果、およそ6トンの外国産の豚肉などを「ひょうご雪姫ポーク」とし、520キロの「交雑種」の肉などを「国産和牛」として販売していた疑いがあることがわかりました。
調査に対し、社長は「従業員のミスだ」と主張しているということです。