立春の4日淡路市の伊弉諾神宮では、熱い湯を浴びて無病息災を祈る恒例の湯立神楽祭が開かれました。
淡路市にある伊弉諾神宮の湯立神楽祭は、年に4回新しい季節の始まりに無病息災を願って行われる伝統の神事で、古代の占いが起源とされています。
境内には熱湯を注いだ5つの釜が用意され、荘厳な太鼓や笛の音が響く中、白装束に身を包んだみこがササの葉にたっぷりと湯を含ませて四方に勢いよく振りまきます。
この湯を体に浴びると、邪気が払われ健康に恵まれると言い伝えられています。参拝者は熱いしぶきを浴びながら無病息災を願っていました。