2020年02月03日(月曜日) 12:42 地域・まち

神戸市が支援室 急増するひきこもり相談に対応

急増するひきこもりの相談に対応するため、神戸市は3日、新たにひきこもり支援室を開設しました。

午前10時、神戸市の久元喜造市長が「神戸ひきこもり支援室」の看板をかけ、担当する職員たちに「ひきこもりは個人の力で解決できる問題ではなく、自治体として全力で取り組む」と訓示しました。

国は2019年3月、40歳から64歳までのひきこもり状態にある人は、全国に61万3000人いるとの推計値を発表。

社会問題として認識されつつあり、神戸市でも2019年4月から12月までにひきこもりの相談件数が852件と、前の年の同じ時期に比べおよそ1.5倍と急増しています。

支援室は相談窓口の一本化を図っていて、社会福祉士の資格を持つ職員ら4人が相談に当たり、医療機関などと連携し、その後の支援につなげるということです。

「神戸ひきこもり支援室」は電話番号「#8900」で相談を受け付けていて、4月以降は家族に向けた研修会や交流の場を設けるということです。

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