阪神甲子園球場の歴史を伝える甲子園歴史館が移転リニューアルされ、新たに「体感」できるコーナーなどを設けることが発表されました。
阪神タイガースの揚塩社長や元監督で甲子園歴史館顧問の吉田義男さんらが参加した歴史館の運営方法を決める会議が21日、大阪市内で開かれ、リニューアル計画が発表されました。
甲子園歴史館は10年前阪神電鉄がおよそ5億円をかけレフトスタンドの下に開館したもので、タイガースと高校野球関連の収蔵品などおよそ800点が展示されています。
今回新しくなる施設はバックスクリーンの裏側に新設される建物と球場の2階部分からなり、展示面積が1.25倍に増えるほか、VR映像などを使った体感コンテンツなども用意されるということです。
今の歴史館は今年の9月に営業を終え、新しい歴史館は来年の3月に開館する予定です。